こんにちは 横谷工務店です(*^▽^*)
トイレは毎日使う大切な設備ですが、その寿命について意外と知らない人も多いのではないでしょうか。買い替える必要はないんじゃないの?と思われている方もいらっしゃると思います。古くなったトイレをそのままにしておくと、修理費用がかさむだけでなく、使い勝手も悪くなります。では、トイレの寿命は一体どれくらいなのでしょうか?
目次
トイレが劣化していくと、
節水機能の低下や古くなった部品や配管が劣化し、水漏れや詰まりのリスクも高まります。これにより、床や壁にもダメージを与えることがあります。つまり、寿命を過ぎたトイレを使い続けることは、快適な生活を妨げるだけでなく、トラブルの元にもなるのです。トイレの寿命を正しく理解し使用することで、無駄な修理費用を抑えたり、快適な生活を長く維持することができます。寿命を迎えたトイレは早めに交換することで、トラブルを未然に防ぐことができるのです。それでは、トイレの寿命や交換のサインについて詳しくご説明いたします。
1. トイレの寿命はどれくらい?
一般的に、トイレの寿命は10〜20年とされています。この期間を過ぎると、内部の部品が劣化し、修理や交換が必要になることが増えてきます。もちろん、使用頻度やメンテナンス状況によって寿命は前後しますが、10年を過ぎたら一度状態をチェックすることをおすすめします。トイレの部品(特にタンク内の部品や配管)は消耗品です。10年ほどで交換が必要になる事が多いです。また、最新トイレに交換することで、節水や節電も期待できます。
2. 交換のタイミングを見極めるポイント
トイレの交換を考えるべきサインはいくつかあります。
水漏れ
トイレで水漏れや詰まりが頻繁に起こる場合は、内部の配管や部品が劣化している可能性があります。水漏れを放置すると、床材の腐食や大きな水道代増加につながる恐れがあり、修理費用が高くなります。トイレ自体を交換するほうが結果的にお得になることが多いです。
節水機能の低下
古いトイレは最新の節水型に比べて、水の使用量が多くなることが多いです。
汚れが落ちにくい
長期間使用していることで、汚れが取れにくくなったり、掃除がしにくくなった場合
ひび割れや破損
便器やタンクにひび割れがある場合
修理頻度の増加
短期間に何度も修理が必要になる場合、交換を検討するサインです。
水が止まらない
タンク内のボールタップやフロートバルブの不具合により、水が止まらなくなることがあります。
水が流れない
タンクに水が溜まらない。または、レバーの軸が折れている場合、水が流れなくなる事があります。
温水洗浄便座の機能不全
温水が出ない。温水にならない。異音がするなど。
便座のガタつき
便座がガタつく場合、接合部のナットが緩んでいるか、クッション材が劣化している可能性があります。
ウォシュレットの不具合
ウォシュレットが動かない、異音がする、吐水量が少ない。リモコンの設定が勝手に変わる。などの不具合が発生することがあります。
不快な臭い
劣化したシールやパッキンから臭いが漏れ出すことがあります。これにより、トイレ全体が不快な臭いで満たされることがあります。
新しい機能の導入
高機能のトイレを使いたい場合や掃除のしやすさを向上させたい場合も交換のタイミングです
3. メンテナンスで寿命を延ばす方法
トイレの寿命を延ばすためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。
例えば、適切な清掃やパーツの交換を行うことで、快適さを維持できます。
あとは、温水洗浄便座を使用する場合は、適切な温度と圧力に設定し、長時間の使用を避けましょう。水漏れや詰まりなどの問題が発生した場合は、早めに修理すると大きな故障を防ぎます。小さなひび割れや部品の劣化も放置せずに、早めに交換しましょう。
特にゴムパッキンやフラッパー(トイレタンク内の重要な部品で、水を流す際に開閉するゴム製の弁)などの消耗品は、定期的に交換する事が重要です。これによって寿命を伸ばすことができます。また、トイレのメーカーによっては、推奨される清掃方法やメンテナンス時期が異なるため、取扱説明書を確認することも重要です。
トイレは毎日の生活に欠かせない設備だからこそ、その寿命や交換のタイミングをしっかり把握しておくことが大切です。これらの問題を避けるためにも、寿命を迎えたトイレを無理に使い続けるのではなく、適切な時期にメンテナンスをして、部品の交換や新しくトイレの取替を検討することをオススメします。そして、健康で快適な生活をおくりましょう。今お使いのトイレがどのくらいの期間使用されているのか、今使用しているトイレに不具合がないかぜひ一度確認してみてください。